クラフトビール、最近よく見かけるようになりましたね。大手国内メーカーから海外ブルワリー、日本のマイクロブルワリーなど数多くのクラフトビールが日々生まれる昨今。
今やビールはおじさんだけの飲み物ではありません!女子にも大人気、ビール目当てに食べ歩きなんて当たり前の時代。ビール検定「ビア検」など資格を持っているとさらにSNSでも人気ですよね。
ビールをこよなく愛し、クラフトビールを極めたいなら是非通って頂きたいのが「ノンアルコールクラフトビール」の道。理由はただ一つ、自分だけのクラフトビールが作れるからです!
そしてビールの醸造工程の勉強にもなるので「ビア検」の勉強にもなります。クラフトビールのことは知ってる、ある程度ノンアルにも詳しい方もいらっしゃるかも知れません。
今回はただ自分で作れる「ノンアルコールクラフトビールの紹介」だけではなく、なぜこれからノンアルコールクラフトビールが必要なのか?という点にもスポットを当ててご紹介致します!
この記事でわかること
自宅でクラフトビールをDIYする場合の注意点まとめ
ノンアルコールビールとSDGsについて
<h3>「自宅でクラフトビールをDIYする場合の注意点まとめ」</h3>
クラフトビールを自宅で作る場合の注意点は下記4点です。
アルコール度数1%未満で作る
日本国内ではアルコール度数1%未満はノンアルコールという定義です。甘酒もこの定義に当てはまるので自宅で作れます。因みに違反すると10年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せれます。その他、製造した酒類や原料、器具は全て没収です。
しかし安心してください、この問題に関しては市販の手作りキットで容量方法を守り、手順通りに作業を行えばまず大丈夫でしょう。ですので手作りキット付属の説明書は穴が開くほど見ておきましょう。
事前に説明書を見ることは、美味しく作る秘訣でもあります。
意外に大量にできるので、スペース確保
これは筆者自身もネックになりました。手作りキットの樽が大体10ℓ〜20ℓ、必要になる水や沸かすお湯も大量。出来上がったビールの保管場所や作業場所を考えると結構なスペースが必要です。一人暮らし、もしくは普通のご家庭であれば10ℓからチャレンジすると良いでしょう。
除菌が大変
製造する樽からビールを入れる瓶まで、綺麗に除菌しないと上手く発酵しません。樽はまだ楽ですが、出来上がったビールを入れる瓶やフタが結構面なので保管場所が確保できれば大きめのグラウラーとかで保管すると除菌の手間も少し省けます。
保管温度が高温
発酵させる際、温度を20℃〜28℃程にキープする必要があります。エアコンを年中効かせられる部屋などがあれば季節を問わず発酵と熟成ができますが環境が限られてしまいますね。ですのでチャレンジする場合は夏が狙い目、期間限定のDIYになりますが20℃以上をキープしやすい夏であれば電気代とかも節約できます。
因みに手作りクラフトビールキットは東急ハンズや楽天市場、アマゾンなどで手に入ります。
しかも意外にキットもシンプルでリーズナブル。価格も作る量によって変わりますが、大体12,000〜20,000円位を想定すればビールが10〜20ℓほど作れます。今回は注意点のまとめなので、キット内容などは割愛致しますが気になる方は下記URLをチェックお願い致します。
「ノンアルコールビールとSDGs」
アルコールに関わる社会問題は多数ありますね。SDGsの目標3.5に有害なアルコールの使用を防ぐという記述があります。実際、大手ビールメーカーやマイクロブルワリーもノンアルコールに力を入れているのはこのSDGsが関係しているんですね。アルコールともっと上手く付き合えなければビール文化すら抑制してしまいます。この問題に積極的に取り組んでいるブルワリーを紹介しているリンクを貼りますのでよろしければご覧ください。
ノンアルコール専門ファントムブルワリーkuusooBWEWING
今回はノンアルコールクラフトビールについて紹介しました。
クラフトビールへの知識を深め、健全なビールライフを楽しみましょう!
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