ビールなどのアルコール飲料を飲んだ次の日に『むくみ』が出るなんて方も多いと思います。では、ノンアルコールビールなどではどうでしょうか?アルコールの有無で『むくみ』が出現するのか?それとも他の原因があるのか?その様な疑問を詳しく解説していきたいと思います。
ノンアルコール飲料で『むくみ』がでるのか⁉
結論から答えていきましょう。『ノンアルコール飲料では、むくみは出ません!』ただし、例外があります。その例外についての解説と『むくみ』のメカニズムについて解説していきたいと思います。
『むくみ』のメカニズムとは⁉
「むくみ」は、何らかの原因によって、皮膚または皮膚の下に水分が溜まってしまった状態のことを指します。専門的にいうと血液中の水分が血管の外に異常に浸み出した状態のことで、医療用語では『浮腫(ふしゅ)』と言います。みなさんも体験したことがあると思います。顔がパンパンになっている状態や足が重く感じたりすることです。『むくみ』が出ている部分を押すと、押した場所が元に戻らず、凹んだ跡が付くのも特徴的ですね。基礎知識を学んだところで、『むくみ』はアルコールが原因なのか?について解説していきたいと思います。
『むくみ』の原因は⁉ノンアルコールは『むくみ』やすいのか⁉
ノンアルコール飲料では『むくみ』は出ないと最初に結論付けました。ノンアルコールは浮腫が出ないが、アルコールでは浮腫が出る。では、アルコールが何故『むくみ』の原因になるのかを解説していきます。アルコールを飲んだ翌朝には顔が腫れたように『むくみ』が出たり、足が重くなったりすることがありますよね。これは体内の水分不足が原因で起こった症状なのです。
体内に滞った老廃物(アルコールや食べ物や塩分)を排出するには水分が必要ですが、アルコールを飲みすぎると利尿作用という体内の水分を外に出す効果が高まり、体内は水分不足に陥ります。(アルコールを体内から排出するため)結果として、本来は排出するべき老廃物が体内に残ってしまい、それが顔や手足のむくみとなって出てくるのです。
しかし、ここで勘違いしてはいけないのがアルコールが原因で『むくみ』が出ているのではないことです。『あれ?こいつ何言ってんだ⁉』という声が聞こえてきそうですが、ちゃんと解説していきますね。
『むくみ』の原因はアルコールではない⁉
そのまま解説していくと、こんがらがってしまうので先に結論から伝えたいと思います。【塩分の取りすぎ】が『むくみ』の原因なのです。アルコールは『むくみ』の原因ではなく誘因。アルコールやノンアルコール飲料を飲むシーンは、友達とワイワイする所だと思われます。そこは居酒屋など味の濃い食べ物ばかりではないですか?その味の濃い食べ物=塩分が多い食べ物なのです。先程、『むくみ』ができる流れを解説してきまいた。アルコールで体内の水分が無くなる→塩分が体内に残る→塩分が体内の残った水分を血管の外(皮膚の下)→むくみ出現。
これが『むくみ』の流れとなります。
『むくみ』の対策及び予防策には何がある⁉
では、『むくみ』が出た場合にはどのように対策していけば良いのでしょうか?また『むくみ』が出ることを予防することはできないのでしょうか?これらの疑問にも答えていこうと思います。
『むくみ』の予防方法は⁉
これまで『むくみ』についてのメカニズムを解説してきました。メカニズムを把握してすることができていれば、だいたいは予想できるのではないでしょうか?そうです!【水を飲む】これに限ります。ただ、水を大量飲むだけでは駄目ですよ。逆に『むくみ』ますから。では、『むくみ』の予防策を紹介していきます。
- 1.アルコール飲料を飲む前に水分を補給する
- 2.味の濃い食べ物を食べない!もしくは、水分を多めに取る
- 3.寝る前に水分を取る(コップ1杯)
以上の3点を意識するだけでも、翌日のむくみの予防になるので是非試してみてはいかがでしょうか?では、次に『むくみ』が出現した場合はどう対応していけば良いでしょうか?
むくみが出現した場合の対策
対策方法はたくさんありますが、その中の何点かに絞って解説していきましょう。
1.浮腫改善のために着圧を高める靴下やストッキングを買う
皮膚の張りを補うことで細胞外の圧を高め、毛細血管に水分を戻す作用を高めることにより、むくみ解消を促進する効果があります。医療現場では弾性ストッキングとも言います。
2.マッサージや運動を行う
マッサージや運動を行うことで、全身の血流を巡らせる。それにより浮腫の改善に繋がります。ここで注意してほしい点があります。以上の2点で改善しない場合は病気の可能性があります。今回紹介した対策で改善しない場合は医療機関の受診をオススメします。
3.むくみにはデトックスドリンクも
本ブログでも何回か紹介しているファイブポイントデトックスもむくみには有効。是非一度試してみてください(私自身も大分改善されました!)
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ノンアルコール飲料では『むくみ』に繋がらない!最大の敵は塩分だ!
だいぶ遠回りになってしまいましたが、結論自体はこうです。【ノンアルコール飲料では『むくみ』は出現しない。原因は塩分だ!】ノンアルコール飲料にはさまざまなメリットがあります。最後にメリットを紹介して終わりたいと思います。
ノンアルコールビールのメリットとは⁉
空酔いになることができる。
ノンアルコールビールを飲んだのに酔った気分を味わったことはありませんか?『間違ってビールを飲んだのかな』って思ったことがある人も結構いると思います。それらがいわゆる「空酔い」といわれる現象です。それは、ノンアルコールビールに近い風味や味わいを感じることで、以前アルコールを飲んだときの記憶がよみがえり、酔いに似た感覚になるというものです。これらを専門用語で【ノセボ効果】といいます。ノンアルコールの「高揚感」「楽しさ」は、普通の酒と同様の傾向を示すという実験もあります。
ノンアルコールビールは睡眠の質を向上させる
実はノンアルコールビールの場合、成分に睡眠の質を向上させる麦芽とホップを含んでいるのです。それぞれ解説します。
麦芽
GABAというアミノ酸が作用して副交感神経を優位に導き、リラックス状態にする効果をもたらします。
ホップ
鎮静作用によるリラックス効果。
以上の2点が作用し睡眠の質を向上させるのです。
ちなみにビールでも同様な成分が含まれていますが、アルコール成分の方が強く作用し、逆に睡眠の質を悪くします。睡眠の質が向上するとお肌もキレイに保つことができ、美容にも効果的です。
その他にも多数のメリットも
その他にも、さまざまなメリットがあります。
②飲み会後も運転ができる
③カロリーが控えめなのでダイエット効果あり
④節約になる(ビールに比べ安価)
などです。
どうでしたか?アルコール飲料では得られないメリットをノンアルコールを享受することができます。あなたの生活の一部に是非ノンアルコール飲料を取り入れてみてはいかがでしょうか?少しでもノンアルコールの魅力が伝われば幸いです。
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