「ノンアルコールビール」今やトクホの商品も増え、酒好きダイエッターやアルコールが苦手な健康志向の味方ですね。しかしそんな良いことだらけに見えるノンアルコールビールもデメリットが存在してます。今回はノンアルコールのデメリットと世間で噂されている内容をご紹介。この記事を読んで上手にビールとお付き合いしましょう!
ノンアルコールのデメリットとして、下記3点がユーザー方の声で多い傾向です。
順に解説していきます。
実は太りやすい
ノンアルコールビールが太りやすいと言われるのは「糖質、人工甘味料」が関係しています。
ノンアルコールビールは確かにカロリーは低いです。商品によってカロリーが違いますが、平均値として通常のビールの約3分の1くらいが目安です。しかもノンアルコールビールの種類によっては0kcalの商品もあります。カロリーがないなら太らないのでは?と思われるでしょう。
問題の一つは「糖質と炭水化物」の含有量です。
ノンアルコールビールは風味、後味改善のために砂糖を加えます、砂糖は炭水化物も含みます。
飲んだ後の程よい旨味、甘さはこれのおかげと言っても過言ではありません。糖質としては通常のビールと同じ位の商品もありますので、糖質制限されている方は要チェックです。
そこで糖質問題を改善する「糖質OFF」のノンアルコールビールもありますが、これがまた落とし穴。
糖質OFFな代わりに人工甘味料で風味をカバーしてます。この人工甘味料がちょっと曲者、ざっくり言うと脳が勘違いしてインスリンを出さずに「もっと食べなきゃ」と思わせるみたいです。人工甘味料はダイエットには有効だが常用すると食欲増進すると言う、研究結果もあると管理栄養士の間では常識になりつつあります。
人工甘味料は甘いのに血糖値が上がりにくい、なので血糖値を上げるために炭酸と相まって食欲増進につながる働きをしてしまうという結果に繋がっているかも知れません。
確かに糖質0はダイエットに有効ですが、人工甘味料はノンアルコールビール以外にも取り過ぎには注意ですね。
健康に気を使ってノンアルコールビールをチョイスしても、上手く自分をコンロールしないとノンアルビールでは物足りなくなり、おつまみが増え通常のビールも飲みたくなるという負のループに陥ります。普通にアルコール我慢してダイエットするのと同じ気合いが必要になります。(筆者がそうです)
通常のビールを飲むより摂取カロリーが低いので確かにダイエットに向きです。ダイエットの為に一気にノンアルコールビールに切り替えるのは大変なので、最初はチェイサー代わりに飲んで徐々にアルコールの量を減らしていく飲み方は結構お勧めです。そうすると全部ビールよりもカロリー押さえられ酔い方も穏やかで満腹感も持続するため、酔った勢いで「Uberで締めのラーメン!」も防げます。
アルコール0%だと思ってたら微アルだった!
これも要チェック内容です。ノンアルコールの基準はアルコール度数1%未満、現在は「微アルコール」と表記されるものもありわかりやすくなってます。
微アルコールの場合、妊婦の方や車を運転する方は飲めません。シチュエーションに注意しないと健康を害したり、交通違反になるので気をつけましょう。海外産のノンアルコールビールは微アルコールの場合も多いので必ずチェックしましょう。
アルコール依存症の方の改善策には不向き
これはサントリーやキリンの公式HPでも注意喚起されています。
成分上アルコール度数0%であれば、清涼飲料水としてのカテゴリーなので飲むことは可能です。
しかし見た目や風味、喉ごしなどビールに近い感覚なのでアルコールを欲してしまうと言う結果になります。これと同じようなイメージで、20歳以下への提供も基本的に推進しないようにされてます。
未成年のアルコール飲酒の助長になるためです。なので陳列も酒類のカテゴリーでパッケージも「20歳以上の方の飲用を想定しました」と明記されて、未成年が手を出さないような工夫がされています。
ですので、ノンアルコールだからと言っても現状は酒類と同様に考えて付き合うのが賢明です。
まとめ
今回はノンアルコールビールのデメリットについて紹介しました。
上手く飲み分ければダイエットや健康の助けに大いになるでしょう!しかし酒類と同様に考えて上手くお付き合いをしなければ、狙った効果が得られないのも事実。まずはノンアルコールを徐々に試していって、ライフスタイルに合った飲み方を見つけられることを願います!
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