ノンアルコールビール・ノンアルコールワインやカクテルなどノンアル飲料にはさまざまな種類がありますし、ほとんどの方は飲んだことがあるのではないでしょうか?では、日本酒のノンアルコール飲料はどうでしょうか?日本に存在する日本酒のノンアルコール飲料は2種類。今回は、その2種類のノンアルコール飲料とノンアル日本酒の歴史について解説していきます。
「日本酒テイスト飲料」開発の歴史
日本初の日本酒テイスト飲料について紹介していきましょう。2002年12月に、福光屋が日本酒業界初の吟醸酒風味飲料「宴会気分」(アルコール0.2%)を発売。2002年6月の道路交通法改正によって急激に需要が高まり、生産が追いつかない状況になるなど一躍話題となった。2011年3月まで販売。現在は生産中止。
『あれ?アルコールが入っているのでは?』と感じた方へ、ノンアルコールの定義について解説していきましょう。ここを把握することで疑問の解決に繋がります。ノンアルコールの定義について知っているよって方は【日本酒ノンアルコールおすすめについて紹介】へ読み勧めてください。
ノンアルコールの定義とアルコール度数について
ノンアルコールビールとは?用語の解説からしていきましょう。アルコールはそのままの意味なので、ノンの部分について解説してします。ノン、のん(NON、Non)とは、複数の言語で存在しますが基本的には『いいえ』や『非』『不』『無』を意味しています。(英語・イタリア語・フランス語)
そのため、ノンアルコールとは直訳するとアルコールが入っていないという意味になります。
しかし、日本の酒税法では、こう記載されています。『アルコール度数が1%未満であれば酒類にはならない』なので、アルコール度数が1%未満の飲料をノンアルコールと表記しているのです。結果的に、ノンアルコールにはアルコール成分が入っていてもノンアルコールと表現して良いということになります。すこし、意外だったのではないでしょうか。次の項目では、日本と海外のノンアルコールの基準やアルコール度数の違いについて解説します。
※ちなみに正式名称は【ノンアルコールビールテイスト飲料】といいます。次はノンアルコールの日本酒についてご紹介していきます。
日本酒ノンアルコールおすすめについて紹介
現在、存在している日本酒のノンアルコール飲料は2種類。『月桂冠スペシャルフリー』と『零の雫(ゼロのしずく)』の2点となっております。月桂冠は”大吟醸テイスト飲料”、零の雫は”純米酒テイスト飲料”などの違いがあります。味の違いや特徴などを解説していきます。
月桂冠 スペシャルフリー
大吟醸酒の香味、ノンアルコール日本酒テイスト飲料月桂冠「スペシャルフリー」は、アルコール分「0.00%」かつ糖質「0g」(※1)で、日本酒の中でも人気の高い大吟醸酒のテイストをイメージしたノンアルコール飲料です。大吟醸酒に特有のフルーティな香りを感じるフレーバーを活用、甘みや旨味を与えるアミノ酸を配合することで味わいにコクを持たせています。この商品は『辛口』もあります。
大吟醸酒特有のフルーティな香りを想起させながらも、軽やかさがあり、より辛口の印象につながるフレーバーを新規に開発、適度な苦味やキレを再現することで、すっきりとした辛口タイプに仕上げました。値段は月桂冠 スペシャルフリーと同じとなっております。
零の雫(ゼロのしずく)
世界初、お米の醗酵×Alc.0.00%×添加物不使用の商品となっており、米本来の旨味とふくらみを、冷やから燗までお好みの温度でお楽しみいただけます。料理の味わいを引き立て、お刺身、お寿司など和食に最適です。独自製法「トリプルゼロ醗酵」により誕生したアルコール0.00%の純米酒テイスト飲料。
日本酒の生命線である旨味とアルコール0.00%、添加物不使用を実現。
ノンアルコールビールのメリット・デメリット
ノンアルコールビールにはメリットがたくさんあります。そのメリットを共有し、皆でノンアルコールビールを活用していきましょう。
メリット
①空酔いになることができる。
ノンアルコールビールを飲んだのに酔った気分を味わったことはありませんか?『間違ってビールを飲んだのかな』って思ったことがある人も結構いると思います。それらがいわゆる「空酔い」といわれる現象です。それは、ノンアルコールビールに近い風味や味わいを感じることで、以前アルコールを飲んだときの記憶がよみがえり、酔いに似た感覚になるというものです。これらを専門用語で【ノセボ効果】といいます。ノンアルコールの「高揚感」「楽しさ」は、普通の酒と同様の傾向を示しすという実験もあります。その他にも、さまざまなメリットがあります。
②飲み会後も運転ができる
③カロリーが控えめなのでダイエット効果あり
④節約になる(ビールに比べ安価)
などです。次はデメリットを確認していきましょう。
デメリット
デメリットは最初の方で解説した人工甘味料についてが一番のデメリットになります。その他にも
①酔うことができない
②生ビールの濃厚さが味わえない
③ノンアルだけはダイエットにならない
④甘いものがほしくなる
など細々したものがあげられます。
どうでしたか?メリット・デメリットを比較しても、メリットの方がリターンも多く、行動のフットワークが軽くなるのではないでしょうか。
ノンアルコールの日本酒で豊かな1日を…(まとめ)
日本酒のノンアルコール飲料は全部で2種類しかありません。また、ノンアルコールのメリットもたくさんあります。日本酒・ビール・ワイン・カクテルなど、さまざまなノンアルコールが存在します。
あなたのノンアルコール飲料を見つけてみませんか?今回紹介した、日本を代表とする日本酒のノンアルコールを是非一度試飲してはいかがでしょうか?ノンアルコールライフのお手伝いができれば幸いです。
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